これを選ぶに至るまでに母は考えた

子育てと趣味と仕事の両立を目指す日々の工夫とか。建築も少々。

おしるしもあり、そろそろ腹くくれと…吉田博展【38w4d】

3日前の夜にそれまでと全く違う痛みがやってきました。昼間37℃の猛暑の中、職場の健康診断に行ってあまりに周囲の人や看護師さんにおどろかれるので「あれ?病院頻繁に行ってるわけだし、予定日2週間前にわざわざ健康診断受けに行く必要なかったのか!?」と気づいた健康妊婦でしたが、やっぱり灼熱のロードと冷房の室内との行き来でお腹が張りやすかったのも事実。

そしておととい、ヨガの前のトイレで「んっ?」と思ったところどうもおしるしだったようです。
生まれても問題ない時期だし、直前までOKとはいえ、脚を大きく開くヨガはちょっと恐々。でも脚周りは自分じゃ怖くて動かさなくなりがちなので、出産に備え柔らかくなった感じで、とてもよかった。

昨日は以前から前売券を用意してあった、吉田博展 | 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館吉田博展に行ってきました。

club.montbell.jp
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場所は西新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。
何かあったとして新宿からタクシーで帰ったとして、30分¥3000くらい…大丈夫、行ける!(完全な自己責任の素人判断)

吉田博氏は風景画を中心にいろんな手法の絵画と版画を残している画家です。山岳画家、版画家として有名なのでしょうか?たまたま手にとったパンフレットで気になって、珍しくわざわざ前売券を用意してたのです。
緻密な陰影表現とこれ以上なくカッコイイ構図選び。(陳腐な表現ですが)
初期の鉛筆画や水彩と、版画が特に好きです。登山しながら場所を選び描いたと言う山の絵からも、実際山を登ることを好む人柄が伝わってきました。ああ、山行きたい。

そして、もう思い残すことはありません。いや、片づけなどいろいろあるけど…。今回の産休は、たくさんの友人に会ったり、いろいろ食べに行ったり、想像するに出征前の兵隊さんのような気分で1つ1つ思い残すことがないよう噛み締めて過ごしました。

今日からはもう予定はありません。
せっかくのお盆休みで10日間家族で過ごせる機会だというのに旅行もできず、外出も怖い。ちょっとつまんないなというワガママな気持ちもありますが、こんな機会もなかなかないので、大事に心穏やかに過ごしたいと思います。

2,3歳児との押し問答に疲れてきたら読む本/怒らないですむ子育て: そのイライラは手放せます

臨月に入り、気持ちはすっかり出産へと向いていますが、最近困ってしまうのは2歳8ヶ月の娘との押し問答。
小さな嘘をついたり、手がつけられないほど泣いたり外で座り込んだり、赤ちゃん返りなのかよくわかりませんが、うんざりすることもしばしば。とても話の通じるお姉さんになったなぁと思う時もあるんですが。
そんな中で読んでみたのがこの本。

親が怒ってしまう心理を客観的に分析するとともに、それが子どもにどのように影響を与えるのか、頭できちんと理解できるように説明されています。その結果、とても癒しを感じる。
微笑ましくあたたかみのある写真が添えらていて、とても優しく頼もしい本です。
心に留めておきたいポイントをまとめておきます。

  • 怒りとは「自分は困っている」と知らせてくれる感情
  • 親に対する子どもの無条件の愛
  • 怒ってしまう「あるある」ケーススタディ
    • 忙しいときに限って駄々をこねる
    • 気が散って、食事や着替えが終わらない
    • 同じことを何度言っても聞かない
    • 公共の場所でマナーが守れない
    • 子どもがささいなウソをつく
    • 自分から「ごめんなさい」が言えない
    • できないことも「自分でやる!」と言い張る
  • 「何とかなるだろう」自己肯定感の強い子を育てる
  • 「ちゃんとあやまれる」ママになる
  • なかなか実践は難しいけれど、少し変わったと思えたこと
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