これを選ぶに至るまでに母は考えた

子育てと趣味と仕事の両立を目指す日々の工夫とか。建築も少々。

育児でいう「ワンオペ」と登山でいう「単独」─栗城さんという人が亡くなったときいて

栗城史多さんという方、あまり存じ上げなかったのですが、登山界ではあまり評判がよくなく、一部の方々にはとても勇気を与えてた模様。


全然関係ないようですが、ふと思ったこと。
ベースキャンプ以降の支援なしで登る「単独」登頂。それに対して完全なバックアップありで「単独」と称する登山パフォーマンス。
これらは全く別物という意見が多数あります。

そうすると、
献立、買い物、その他の掃除洗濯、調理、食事、食器片付け、風呂、寝かしつけ…もろもろを毎日回し続ける「ワンオペ育児」。
それに対して、食事の用意あり、あるいは外食のつもりで風呂もなんなら1日くらい入らなくっていいから…という状況で子供たちの面倒を見る1日子守。

同じ独りで面倒見るでも全然違うわけです。

定義がないからややこしいところもありますが。
高尾山に初めて登頂して感動するのも、初めて昼間の3時間独りで面倒見て母の自由時間できるのもどちらも大した難しさではないようでも十分価値があるわけで
だから大変なほうがエライということはないけれど。

困難な条件で臨んでる人やり遂げた人をリスペクトするべきとは思うのです。

ご冥福をお祈りします。