これを選ぶに至るまでに母は考えた

子育てと趣味と仕事の両立を目指す日々の工夫とか。建築も少々。

子連れもんじゃのススメ〜いざ月島へ〜

2歳の長女と2ヶ月の次女。父母2人で子どもを連れての外食は容易ではない。
なので基本ファミレスになっちゃうわけです。美味しいんですけど、なんども行くと冷凍食品と駄菓子屋的なおもちゃにそうそう子どもも喜ばないし、お金出して外食してもうちょっと幸せ感じたいよなあと思ったりするのです。
とはいえ、騒ぐ子どもを連れてレストランなんて入ったらストレスで禿げそう出し、実質父ひとりしかお酒飲めないのに居酒屋とかも気まずい。
しかし月島が近所ながらずっと足が遠のいていたもんじゃを最近解禁してみたら、なかなかいいのです。
お酒を飲む店でありながら、小学生くらい以上の家族連れも多い。
そこで、我が家の子連れもんじゃの楽しみ方をお伝えします。

もんじゃが楽しめる月齢

腰が座り色々なものに手を出す時期、言葉が理解できない時期は、さすがにやめておいた方が良さそう。鉄板におててをジュッとか考えるだけでぞっとする。うちでは大人の手が十分にあって誰かが集中して見ていられるときに何度か行きました。

腰座るまでくらいの0歳児(乳児)

本人は楽しんじゃいないけれど、抱っこでグースカ寝ていてくれればさほど危険はありません。熱いもんじゃを落としたり何かに触ったりを防ぐのにスリング+授乳服ですっぽり包まれつつ目覚めたら中でおっぱいというカンガルーのような状態。

こういう垂れがあるタイプだと使いやすいです。(もんじゃに限らず外での授乳に)

「触ったら熱い」という言葉を理解できる2歳児くらい以降(幼児)

あらかじめ熱い鉄板に触ったらやけどするという説明をこんこんとしつつ、一応父によるマンツーマンディフェンスは必要です。
言葉を理解してある程度本人も気をつけるようになれば、食事を楽しめるようになります。

店選び

小さな子連れならではのポイントがあります。

もんじゃ屋は、鉄板の周りに皿を置く部分がついたテーブルを囲んでお客さん自ら焼くのが基本。
席のタイプは4種類です。

  • ひとりずつの小さいスツール(背もたれのないか、あってももたれられない四角い椅子):昔ながらの店に多い。
  • ベンチ:中に荷物を入れられる。背もたれや壁にくっついていることも多い。新しい店に多い。
  • 座敷:そば屋とか中華料理屋とかの座敷席のような感じが多い。稀に大広間の店も。
  • 掘りごたつ:昔どこかで一回使ったことあったかも?珍しい。

理想は座敷。でも月島でも座敷のある店はそんなに多くありません。
座敷がなければ、
乳児抱っこはスツール。(多少なりとも姿勢が自由になる)
幼児はベンチ。(小さい椅子に座り続けるのは嫌になる)

!鉄板の端に置きっ放しになっていたフライ返し(大きいヘラ)や鉄板のふちの金属部分は思いの外熱くて、大人でも時々アチっとなりますので気をつけて。

メニュー

粉物全般は子どもが好きそうです。
もんじゃを薦めておいてなんですが、子ども向けには「お好み焼き」がある店を選びます。
納豆のトッピングがあるとうちの子は大喜びなので、なかった店は残念ながら再訪しなそう。

ドリンクに関しては、アルコールなら基本ビールかサワー。
ノンアルを選ばないといけない授乳中の身としては、サワーのシロップ?をソーダで割ったスカッシュ的な飲み物がある店がありがたい。
オレンジやコーラの小瓶か烏龍茶しかない店はストレス溜まります。

禁煙

分煙の店は少ないです。店内禁煙の店は少しある。
もんじゃの匂いが立ち込めているとはいえ、煙が気になるのでできれば禁煙の店を選びたいもの。

時間帯

もんじゃ屋自体は昼前から終電のころまで開いている店が多いです。
おすすめは19時までに食べ終われる時間帯。入店が18時くらいまで。
それくらいだと、ファミリーが多くて居心地がいい。
お店の人も忙しい時間帯ではないので、焼いてもらったりしやすいです。

たのみ方

  1. とりあえず大人のドリンクと子どもにお冷。
  2. 子どもがお腹空いて持ちそうになければ一品料理(だいたい枝豆)をオーダー
  3. 子どもが好きそうなお好み焼きを一つ頼む。
  4. 皿に取り分けたお好み焼きを食べさせながら、もんじゃを頼む。←大人本位なメニューでOK。もんじゃも皿に少しおすそ分け。
  5. 足りなければ、お好み焼きかもんじゃを追加。焼うどんや焼きそばでもOK。だいたい初めのお好み焼きで子どもは8割方満足してます。
  6. デザートがほしければ、あんこ巻きなど

!もんじゃやお好み焼きは、基本的に焼きをお店の人に頼みます。1回目は確実にOKだし、2回目以降も子連れの状況わかってれば
まず断られることはないはず。
!もんじゃはもともと味がついていて、しょっぱいのです。だから、子どもには味付けの調整ができるお好み焼きや焼きそばなどがおすすめ。

番外編・相場感

何軒も行った中での個人的な相場感です。私の記憶から頭に浮かべる金額でしかないですが、ご参考まで。
このレンジの上限かそれ以上だと高いな、逆なら安いな、と感じる値段です。

  • 生ビール ¥580〜650
  • レモンハイなどのサワー ¥480〜550
  • ノンアル ¥300〜380(コーラ小瓶から中ジョッキまで量は様々)
  • 海鮮たっぷり豪華な看板もんじゃ ¥1500〜1800
  • 一番人気明太もちチーズもんじゃ  ¥1200〜1500
  • お好み焼き・焼きそば  ¥700〜1000
  • 鉄板焼き  ¥580〜780
  • 一品料理  ¥380〜580  

気をつけること

もんじゃの匂いが全身に染みつきます。服やカバンは洗うか1週間は風に当てるつもりで。。
夕方以降の月島駅エレベーターはもんじゃの匂いがこもってます。
エルゴなど抱っこ紐が匂いつくと嫌な人は気をつけてください。←それ私

火傷にだけは気をつけて。もんじゃで外食を楽しめたら幸いです。