これを選ぶに至るまでに母は考えた

子育てと趣味と仕事の両立を目指す日々の工夫とか。建築も少々。

梅仕事2017〜ベストな組合せを探して〜

トピック「梅仕事」

今年も梅酒と梅シロップを仕込みました。

生協で届いたので、あまり時間をおかずにやらないとなーと始めたら結局23時近くになってしまった!

娘も一緒にやるといってがんばってたので、寝たのは23時…ごめんよー

 

時間がかかった…というのも去年の分がほとんど手をつけられず梅が入ったままで放置されてたから。

さらに多少配合などを違えて作ったものだか

…それ味見してー梅引き上げてーなんてやってたらめちゃくちゃ時間かかってしまいました。

でもおかげで我が家のレシピがだんだんできてきたかもしれません。

 

 

酢ありvs酢なし

南高梅  300g

氷砂糖  300g

りんご酢  45ml  →あり?なし?

このうちりんご酢を入れるか入れないか、という違い。

酢は発酵を防ぐので作りやすいという説明がされてるレシピが多い。

比較してみると…

断然好みはりんご酢あり!

酢なしは優しい味なんだけど、後味のスッキリ感が少ない気がします。梅風味の砂糖水っぽいというか。酢の酸味がメリハリあるパキッとした味を作っていると思います。酢はツンとしにくいりんご酢を使ってます。

 青梅vs南高梅

梅 300g  →青梅?南高梅
氷砂糖 300g
りんご酢 45ml

梅の実の種類は?という比較。

梅酒や梅シロップは青梅を使うイメージだったけど、南高梅のほうが、優しい味な感じ。青梅は青いだけに青くささがあるような。

飲み比べてみると微妙な違いは確かにあるようです。でも梅酒や梅シロップのちがいより、梅の実そのものが全然違いがありました。

今年はもう青梅買っちゃったんだけど…

梅の実の利用

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梅シロップのシワシワ梅を包丁で刻んだもの。右が青梅。左が南高梅

夜撮ったのであまりちがいが出ていないものの、南高梅はかなり黄色っぽい色をしています。青梅は深緑色。

実は南高梅はこの時点でアンズのような甘酸っぱい香りがして、まさに干しアンズのような感覚で美味しく食べられました。娘も喜んで食べてます。

青梅は色が示すとおり、青臭いというか渋みがあってこのまま食べる気はしません。

 

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結局青梅は梅ジャムに。(左)

南高梅はそのままでも美味しいので少し鍋にひたひたの水で煮て柔らかくして食べることにしました。(右)今後はそのままドライフルーツみたいに食べてもいいな。

梅酒の梅もそのまま水で煮て、アルコールを飛ばして甘露煮風。(中)

結構億劫な梅の実の処理のことを考えたら断然次回から南高梅だわ。

今年の梅仕事

というわけで今年の梅仕事はこんなラインナップになりました。

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梅酒

青梅  400g

氷砂糖  400g

ホワイトリカー  750g

梅シロップ#1

青梅 300g

氷砂糖 300g
りんご酢 45ml

梅シロップ#2

青梅 300g
花見糖 300g(パルシステムの少し色のついた砂糖)
りんご酢 45ml

 

砂糖の違いによる比較をしてみようと思ってます!

 

使っているもの

今年の材料はパルシステムオイシックスで用意!

青梅

ふくおか八女産   ¥700(パル)

→でも多分今度は南高梅にすると思います…

氷砂糖

¥462(パル) よく売ってるクリスタルタイプと違って粒のサイズが均一ではなくて、より粒が大きいものが多い。

花見糖

花見糖   1kg   ¥289

精製されてないコクのある砂糖ならてんさい糖でもきび砂糖でもいいかなと思ってたのだけど、今回はパルシステムでセールにもなってたから。

ホワイトリカー

ホワイトリカー35  1.8L  ¥1214

そんなにこだわりはないが、過去にブランデータイプで全然好みでない梅酒が仕上がってしまったのでプレーンなやつで。

りんご酢

美濃特選純りんご酢 360ml ¥540

オイシックスで買うりんご酢。ちょっと高めだけど、フルーティでツンとした感じが余計に少ない気がする。サラダとかで使う用に時々買ってます。

メイソンジャー

940mlのものは梅シロップを300gの梅で漬けるのにちょうどいい。

分散させたほうが失敗のときも全滅しにくいし、これくらいが私には取り回ししやすくてここ最近はこれです。

 

梅酒用保存瓶

2Lのもので梅500gくらいまで。

ここはあまりこだわりなく家にあるものを。写真に写っている無印はできた梅酒を注ぎやすい。 セラーメイトのものも使ってます。セラーメイトの法は置いておいて気にならないデザイン。一長一短でどちらもよし。でも現行の無印のはほぼセラーメイトの形になってるし!

パストリーゼ

本来瓶の消毒は煮沸が消毒されていますが、でかい瓶の消毒は正直めんどくさい。

よって、瓶や蓋を洗った後は乾かして、パストリーゼを吹き付けて乾かす(キッチンペーパーで吹いちゃうことも)というやり方で消毒としています。35度のホワイトリカーで拭くってやり方もあるくらいだから、70度のパストリーゼならいいかな!

メイソンジャー+パストリーゼは優秀な組合せ

よく言われている保存期間から逸脱しているのでおすすめはしませんが、メイソンジャー+パストリーゼで作った梅シロップは、酢なしのものも含め、冷蔵庫に入れなくても翌年美味しく飲める状態にできてました。

開けるときにキュポンというほど、圧がかかってました。

マンションとか独り暮らしとかで梅シロップやるにはなかなかよい組み合わせかと!

でもあくまでも保存期間、保存方法は推奨するものではありません。美味しくできたら早めに飲みきりましょうね…