これを選ぶに至るまでに母は考えた

子育てと趣味と仕事の両立を目指す日々の工夫とか。建築も少々。

バリュー平均法で確定拠出年金を始めよう

今年から私も個人型確定拠出年金iDeCo)に加入できるようになりましたが、日々の家計を逼迫しない限りは運用が多少うまく行かなくてもやって置いたほうがいいらしい…
産休に入ると職場とのやりとりが面倒なので重い腰をあげて手続きしました。
確定拠出年金のことを知るために色々本を読み漁っている中で出てくるのは、ほったらかし投資!ドルコスト平均法!…というキーワード。しかし、正直あんまりほったらかしなのはつまんないと思っていたところでたまたまこの本です。

この本は、具体的なオススメの証券会社とか投信とか書いてあるわけではないけれど、「興味はあるけど経済の基礎知識がない」という私にも理解できるよう考え方を説明されています。タイトルから想像していた以上に為になりました。

ここで説明されている「バリュー平均法」という考え方での運用が私の性格には合ってそうなので、私のiDeCoと夫のDC年金でやってみようと思ってます。
夫の会社では以前から企業型のものが導入されていました。
が、そういうことに疎い夫は思ったより増えないという職場の先輩や「初めたらやめられない」とネガティブなイメージからずっと加入しておらず、半年ほど前からはじめたばかり…

バリュー平均法は日本に紹介したのがこの著者の方だとかで、書籍となっているもので読んでみたいと思える本もあまり他に見つかりません。
あとは、著者の岡本氏のコラムがこちら↓エッセンスは詰まってるけど、これだけで理解するのは私無理だ…
第1回「なぜ積立投資なのか」岡本和久の新時代の積立投資術「バリュー平均法」入門 - 特集1/マネックス証券 - ネット証券
第2回 バリュー平均法の投資手法【岡本和久の新時代の積立投資術「バリュー平均法」入門】 - 特集1/マネックス証券 - ネット証券
第3回 いろいろなシナリオで検証する 【岡本和久の新時代の積立投資術「バリュー平均法」入門】 - 特集1/マネックス証券 - ネット証券
第4回 バリュー平均法の問題点と対策 【岡本和久の新時代の積立投資術「バリュー平均法」入門】 - 特集1/マネックス証券 - ネット証券
第5回 バリュー経路を考える 【岡本和久の新時代の積立投資術「バリュー平均法」入門】 - 特集1/マネックス証券 - ネット証券

実際に積み立て設定しようとしてみようと思うと、とても具体的に説明されている上記の本ですが実際に考えてみると疑問点が…

拠出金額がほぼ固定されている確定拠出年金でバリュー平均法を取り入れる場合、リザーブ口座へのストックが必要だが、バリュー経路の設定でどのように考慮するか?

多く設定すると確定拠出年金の一部の資金を全然増えない預金もしくは債券に長期間預けることになる…ただでさえ積み立て額が限られてるのに…
少なく設定すると下がったときにリザーブ口座が枯渇してたくさん購入するということができなくなる可能性が…それってドルコスト平均法と同じなんじゃ…

とりあえず、で設定して、なにはともあれ動かしながら理解していくほうがよさそうです。