予算を立てる②─挫折しない羽仁もと子案家計簿
こんにちは。
1月ももう終わりに近く、娘と一日中一緒にいられる生活も残り少なくなりました。そう思うと本当に淋しい。
一緒に楽しめるリトミックに参加したり、春からの生活に向けて、家計の見直し、家電の買い替え、時短の研究など、忙しくなっています。
心穏やかに過ごしたい。
さて、とにかく家計簿を軌道に乗せないといけません。
前回は予算立ての途中までやりました。今日はその続き、費目別の予算の精査をします。
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費目別の予算の精査ですが、ここはかなり家庭ごとの色が出る部分だと思います。
とても個人的な内容ですが、東京在住サラリーマン共働き夫婦の一例としてご覧ください。
収入
サラリーマンなので収入は前回給与明細から振り分けた分と児童手当だけを書きました。
それ以外の収入はよほど確実でまとまった額になりそうなものがあれば書きます。投資関係は今全然ダメなので収入として期待しません(ぐすん)
付録冊子(予算生活のガイド)の費目の内訳一覧表にはとても細かく書かれています。
少ない分には問題にならないので1年目はざっとでいいかな。
税金
社会保険費
社会保険費は給与明細から振り分けたものが全てです。サラリーマンだとそういうものかな。
預貯金及び保険
月々貯める預金や学資保険、個人年金の掛金などがここに入ります。学資保険、確定拠出年金、積立投資を始めたいと思ってます。額は少し多めにしてあります。全体の収支により調整が必要かもしれませんが、なんとか死守したいものです。
児童手当はそのまま預金に回します。
副食物費
この家計簿の大きな特長の1つが食費を副食物費、主食費、調味料費に分けるというところだと思います。
そのうちの副食物費は2つに分けて予算立てすることになっています。
A副食物
こちらはいわゆるおかずにかけるお金です。減らし過ぎてもいけないけれど、手を抜いたり、こだわり始めると際限無く膨らむ厄介な費目です。
毎日必要な栄養素を取るために「何をどのくらい食べたらいいのか」「そのためのおかず代はいくらかければいいのか」その難しい部分を112年の伝統とスーパー主婦の知恵が解決します。年齢性別別の目安の量から家族の必要なおかずの量を出し、それに単価をかけます。規模は違えどやることは建築積算となんら変わりません。
単価も含めそのあたりの手順は毎年秋号の「かぞくのじかん」に詳細に説明されていますので予算立ての際は是非ご覧ください。
白表はかぞくのじかんブログからダウンロードできます。食費予算立て用の白表のダウンロードは、こちらからどうぞ!: かぞくのじかん・ブログ
我が家で計算したところ、30代夫婦+1歳児で約¥1300/日になりました。
B割当外の副食物費
おかず代で積み上げたもの以外の副食物です。
おやつに当たるもの(お菓子ナッツドライフルーツなど)と栄養補助食品とか健康食品なんかです。
我が家はおやつと夫のプロテインで¥3000くらいと見積もっておきます。
主食費
A主食費
米、パン、粉、麺などいわゆる主食とベビーフードや粉ミルクがここにあたります。30〜40代女性で¥3500とのことなので、3人分で¥10000見積もっておきます。ベビーフードもまぁまぁ買うので娘の分も多めに見積もってみます。
B給食費など(外食)
外食はかなり家庭によって違う部分だと思います。ちょっと多いと思いつつ、ひとまずこれまで封筒で管理していた予算のまま計上しておきます。
なお、夫の給与から天引される食堂の費用は職業費に入れてます。
調味料費以降
以降はモデルプランを参考に追加した予算と思いついたことをざっと書いていきます。全て、前回引き落とし分と欲しいもの等で予算立てしたもの以外の分です。
調味料費
基本の調味料と酒・ジュースお茶などを合わせたものです。¥3800
酒などの飲み物が調味料費なのは謎でしたが、夫に昔は酒屋で調味料買ってたからじゃない?と言われてたしかにーと思いました。
光熱費
電池・カセットボンベ分で¥300
住居・家具費
消耗品¥1500、キッチンツールなど小家具¥3000、メンテナンス¥1000
衣服費
いわゆる衣服費として¥23000、メンテナンス、裁縫道具¥2000
教育費
おもちゃ絵本¥1000
交際費
交際に関する食費¥5000、交際に関する交通費¥1000、手みやげ・プレゼント¥2000
教養費
雑誌書籍代¥2000、美術館、博物館など¥3000、習い事など¥3000、カメラ、CD等2000
娯楽費
旅行など¥10000
保険・衛生費
薬・医療¥2200、歯ブラシなど消耗品¥1300、私の美容院¥5000、化粧品¥1000
職業費
職業費、おこづかいもどれだけあれば十分なのか多すぎるのかが難しいものです。
またこれまで定額でしたが、給料アップが自分の使えるお金に響かないとモチベーション的にもよくないなと気になってました。
そこで、給料(基本給+毎月つく手当)の月平均の10%をそれぞれの職業費とすることにしました。
ちょうど天引き分を除くと夫が手にするこれまでとそう変わらなかったのでうまくスタートできそうです。残業代もなくなるので私の分は減ってほとんど自由に使えるお金がなくなってしまいました…が、私は他の費目からも出せる場合があるのでひとまずよしとします。
特別費
どちらの実家も日帰りできる距離なのでさほど帰省費用はかかりません。プレゼントと合わせて¥3000
家庭事務費¥500
公共費
寄付等で¥1000
今まで意識したことなかったけど、少しは意識して助け合いの心を育みたいなと。
アウトドア費
白表はアウトドア費を作りました。
こんなん買ってる場合かと悩みながらも、夫婦の趣味であるが故に治外法権のようになってしまっているアウトドア関係の費用。
増えるアウトドアギアとレースへのエントリーにかかる諸費用をきちんとコントロールしたいと思ってます。
まとめ
今回積み上げた部分はなかなか根拠(標準単価みたいな)がなく、だいたいこんなもんでやらざるをえない部分です。でも今年家計簿をつけてみたら、いくらかけてきたのかも明らかになので、翌年につなげればいいのです。
本当に積算のように積み上げてできた緻密な予算に驚きました。長く続ける人は何十年と続けているというのは、この予算を実際の収支をもとに毎年毎年ブラッシュアップされ、その家庭にカスタマイズされた大変精度が高い予算が立てられるようになっていくからであろうと実感しました。
だから、まずは1年。がんばります!
次は予算の調整をして予算立て完了の予定です!