アレルギーやアトピーを予防する新生児の保湿剤を相談した【35w2d】
2月と5月にお腹を下して口の中の粘膜が赤く腫れるという酷いアレルギーの症状が出てしまいました。
これまで食物アレルギーはないと思ってきたのに…アレルギー外来のある小児科・内科にかかり検査を受けてみることになりました。
結果は、カニとエビが陽性。というか食物で怪しいのはカニとエビだけだったのでそれだけしか調べてないんですけど。
かなりショック‼︎
私は魚介が好物でなかでもエビはとくに好きなものなのです。さらに肉があまり好きではないという…これから何を楽しみに生きていけばいいんだろう…
- 2014年生まれの娘のアレルギー予防
- アレルギー外来の医師に生まれる子の保湿について相談してみた
- ネットでいろいろ調べてみて
- さて何を使おうか
- 化学的な専門知識もない中で選ぶ母はなんだかわからなくなります。
2014年生まれの娘のアレルギー予防
大人になってからいろんなアレルギーが発症してしまうのかと愕然としてしまうけれど、こどもたちにはなるべくそういう不自由というか辛い思いしてほしくない親心。
上の子が生まれる直前に国立成育医療研究センターで新生児期の保湿がアトピー発症率を3割減との研究結果が出たことが話題になっていました。
…大矢氏らは論文で、「新生児において毎日の保湿剤の使用が32週までのアトピー性皮膚炎や湿疹発症のリスクを減らすことが示された。さらに、これら症状の発症を防ぐことが、アレルギー感作の有病率を減らす可能性がある」と述べている。
記者会見で大矢氏は、これらの研究結果を報告し、「アトピー性皮膚炎の発症を防ぐため、1日1回以上、皮膚が乾燥したと感じる前に保湿剤を塗布する習慣をつけることが大切だろう。今回の保湿剤でなくてもワセリンでも同様な結果が出る可能性はある」と話した。だが、今回の研究結果だけではアトピー性皮膚炎の発症理由は説明できない。「アトピー性皮膚炎は様々な要因が影響して発症する疾患だ。保湿剤だけで皮膚のバリア機能を完璧に保つことはできない。今回の研究ではそれ以外の要因を検討したが、症例数が多くないこともあり、有意差が出たものがなかった」と解説している。
当時助産師さんにも相談したところ、オイルでもクリームでもローションでも一長一短あるので使いやすいやつでいいんではとのことだったと思います。そこでとりあえず手持ちの赤ちゃんにも使えるローションを沐浴、お風呂上がりに10ヶ月くらいは毎日かかさず塗った上の子。
娘は肉が少なくて手足が細く、ちぎりパンみたいな手足のヒダに汗疹が…みたいなことも皆無、ヨダレも少ないし、どちらかというと乾いたイメージの赤子でした。
それが保湿が効いたのかよくわからないけれど、おかげさまで冬場の乾燥で多少の肌荒れがするものの、アレルギーもアトピーもなくツルツルお肌で元気に育っています。
アレルギー外来の医師に生まれる子の保湿について相談してみた
今回ちょうどいいタイミングなので、診てもらった医師に次に生まれてくる子へのケアについて聞いてみた。
- 国立成育医療研究センターの研究(以下、本研究)では誕生1週間後から1日1回保湿。
- 保湿剤の種類については限定していないが、本研究で使われたものは資生堂の2e[ドゥーエ]
- 初めての乳児健診のときにヒルドイドを処方したりするが、生後1週間後から塗るとなると処方薬でというのは現実的ではないので、迷うなら研究で使われた2eのローションなりクリームなりを使うのはある程度間違い無い選択といえる。
ネットでいろいろ調べてみて
医師に相談した後、補足的に理解を深めるためネットの海をさまよい考える。
2eのこと
2eについては、保湿剤としてそれほど品質の良いものでもないという指摘も。*1
研究というのはお金がかかるものなので、どんな分野でも企業との協力研究となるのは別におかしくはありません。ことさら2eをすすめているわけでもなく、たまたま使ったのが2eというだけで。まずは保湿が効果あるようだ、という結果を得たことに意義があるのだと思います。
そういう意味で、医師も実験で使ったのがこれという事実から間違いはないと説明されているのには納得。
また、化粧品に関しては防腐剤は入ってないと腐る…から無しなんて無理だし、必要以上に入れてなければいいという説*2を信じるので、信頼しても大丈夫そうな大手メーカーならまず気にする必要ないと考えてます。
ヒルドイドのこと
上に子どもがいたりすると大抵持ってるヒルドイドについても、新生児の乳児湿疹が悪化したとか否定的な話もあります。
つまりは当たり前の話だけれど、処方薬だけあって身近なかかりつけ医がコントロールできる状況であればよいのだけれど、使い方を間違えると悪影響が。だから、乳児健診前の乳児を診察して処方してもらうというのは現実的ではないということなのでしょう。
例えば上の子とか自分が処方されるヒルドイドを生まれたての赤ちゃんに塗ろうみたいなことは副作用的な意味でも健康保険の問題という意味でもいろんな意味でダメですよ。
さて何を使おうか
2e[ドゥーエ]
1つの候補がこれですね。医師から紹介のあった2e[ドゥーエ]
量が少ないのに調剤薬局など購入場所が限られるのが難点です。それからシンプルだけど、大した保湿成分も入ってない、とも言われてたりします。まぁ量が少ないからこそ、防腐剤が入っていても最小限なんじゃないかなとか想像するんですが。
どうしても決められなかったらこれですね。
For fam[フォーファム]ボディローション
メリーズ ベビーローション
そして本命なのはこれ、メリーズ。効果としてはイマイチな擬似セラミドらしいですが、一応セラミドが入っていて、安い。(たぶん安いなりの濃度なんだろうけど)上記二つの半分くらいの価格帯です。
上の子の冬場のカサつきが同じシリーズのメリーズ全身シャンプーにかえてから緩和されてよくなった、というのもあります。安くても何度もきちんと塗ってやるというのが1番なんだろうなぁ。ただ、思いっきり赤ちゃん用品ぽいボトルをおくのはちょっと気持ちが上がらない。。。意外とそういうのも大事だったりして。
化学的な専門知識もない中で選ぶ母はなんだかわからなくなります。
買ってみたらまたレビューします。
この内容はあくまで私が聞いた話のメモと、ネットの情報を自分なりに咀嚼した結果、「これを選ぼうかな」と考えたという素人母の試行錯誤の記録です。正しいか正しくないか、元の情報の信憑性も私の判断も責任持てるものではありません。
結局知識を得るにはネットに頼るしかないし、それも怪しい。信頼できるかわからないメーカーほど、芸能人が使ってるとか、モニターとかつかって口コミ上げてんじゃないかなーと思うようなものが多かったりする。
無添加がいいとか、逆に腐るとか、合成はダメで天然がいいとか、天然は逆にアレルギーの原因になるとか。
どうやったら安心して選べるのだろうか。特にこの化学の世界の化粧品やスキンケア、ヘアケアの関しては本当に本当に選ぶのにもストレスを感じる今日この頃。まぁ深刻なトラブルは医者にかかるし、新生児のじゃなかったら合わなければ替えるでいいんだけど。